コレクションは3足のみ
今、私の右足の親指の爪は可哀相なことになっている。
ある靴を履くと親指が強く圧迫される。
それでも履き続け歩き続けを繰り返していたら、爪の下で
内出血を起こしたらしく紫色に変色しているのだ。
おまけに爪先が押された為に、その力に抵抗した根元部分の
頑張りが肥厚という形で表現されている。
可哀相・・・というかみっともない・・
でも、健康ないい爪がちょっとづつ頑張って伸びてきている。
今履いている靴は、足首の関節の痛みと負担をとる為の足底
装具(中敷)を入れている。
どういうものかというと、装具外来で装具士に足底の型取りを
してもらい、土踏まずをしっかり支える(アーチサポート)オーダー
メイドの中敷(インソール)を作ってもらうのだ。
医師の指示で作成する治療用具としての中敷なので、障害者
福祉の「補装具の交付」に位置づけられたため、専用の靴代
込みで4万弱かかったが還付された。
専用の靴とはマジックテープやチャックで着脱ができ、軽くて足を
しっかりホールドできる、いわゆる介護用品・リハビリ用品として
扱われている靴だ。
当初、インソールを入れ始めた頃は逆に土踏まず部分や足首の
後面アキレス腱部分が痛くてあまり歩けなかったが、医師の
「慣れてくるから」という言葉通り、慣れてきたら痛みがだいぶ楽に
なった。
私は実は、何を隠そう靴好きなのである。
結婚して東京に来てから、何を一番買ったかといえば、もしかして
靴かもしれない。
その原因は転げ落ちるように悪くなっていった足に合わせて、
ローヒール→つま先の丸い靴→甲の深いデザイン→足首にスト
ラップがあるものへと買い換えていかざるを得なかったことだ。
靴の選択は真剣勝負で、吟味に吟味を重ねてやっと履きこな
せるお洒落な靴を見つけたときは万歳三唱だった。
今は全部履けなくなってしまったけれど。
そんな私が、たった一足のコロンとした黒い靴で満足できる
わけがない・・・・
作成したインソールはつま先部分の薄めだが、厚い部分は
最大で2センチ強あると思う。
市販の靴ではインソールを入れると足が入らなくなってしまう。
靴好き以前に、履ける靴が一足しかないのは不便なので、
自費でも構わないからと医師や装具士に聞いてみたことがある。
「スカートやワンピースに合うデザインのものが欲しい」
「市販の靴では中敷がはいる靴が殆どないので困っている」
病院としてはやはり患者のお洒落心まで考えているはずもなく、
装具士の取り扱っているリハビリ・介護用シューズの中から
選ぶしかなかった。
あるのは黒や茶色に加えてアンコ色だの羊羹色だの、そんなの
ばかり。
年配のご婦人だって、お洒落したいに決まっているのに、
何故そんな色ばかりなんだーーー
諦めの悪い私はさらに医師に質問。
靴専門店でしているような足型測定でアーチサポートのインソ
ールを作ってもらうというのはどうか聞いてみた。
専門職の装具士に作ってもらうのと、違うのか悪い影響がある
かもしれないから勧められないとかあるのか聞いてみた。
「そんなの、当たるも八卦当たらぬも八卦、だよ。」
そうなんですか。そういうものなんですか。
別に悪いってことはないんですか。
確かに装具士に作ってもらったときも、細かく器械やノギスで
何かを測ったりするわけでもなく、ただ石膏ギブスをぐるぐる
巻いて型取りをして作っていた。
要は自分に合えば市販でも差し支えないんだな・・・
そうとわかれば・・・
とネットで探して購入したのが2足目の靴。
やはりリハビリ用のシューズなのだが、珍しく明るいアイボリーの
色なので購入。中敷を入れてみたらピッタリ入った。
購入画面ではよく見えなかったが、届いた現物には甲の部分に
靴の名前のタグが縫い付けてあった。
その名も 「 ゆ と り 」
そのネーミングセンスに絶句。即行でタグを切り取ったことは
言うまでもない。
でも「ゆとり」と名づけるだけあって、足元は軽く滑りにくく歩き
やすくいい靴だったけど、私の右足の親指の爪を苛めている
のが実はこの「ゆとり」なのである。
だから、今は普段履きの短い外出の時だけにしている。
後は春先にデパートで見つけた arco joy のスニーカー。
サイズを上げて何とかインソールも足も入った靴。
それでも足のかかと部分が半分位見えてしまう。
今のところコレクションはこの3足のみ。スニーカー系ばかり。
夏物のサンダルは Ganter というメーカーのものが
足になじみ痛みも出ないので助かっている。
今、欲しいのはスカートに合わせられる、足の甲にベルトが
ついているようなパンプスタイプでインソールが入る靴。
それと、冬用にインソールのはいる皮のロングブーツ。
爪が綺麗に治ったら靴専門店でオリジナルインソールと
それにあわせたお洒落な靴を作ってもらおうか・・・
夢は下駄箱がオリジナルなお洒落な靴で埋まることなのだ!
人気blogランキング 参加中



これは手持ちの杖の先にはめればいいタイプなので便利。
最近のコメント