2006年6月25日 (日)

コレクションは3足のみ

今、私の右足の親指の爪は可哀相なことになっている。            

ある靴を履くと親指が強く圧迫される。
それでも履き続け歩き続けを繰り返していたら、爪の下で
内出血を起こしたらしく紫色に変色しているのだ。
おまけに爪先が押された為に、その力に抵抗した根元部分の
頑張りが肥厚という形で表現されている。
可哀相・・・というかみっともない・・
でも、健康ないい爪がちょっとづつ頑張って伸びてきている。              

             

今履いている靴は、足首の関節の痛みと負担をとる為の足底
装具(中敷)を入れている。            

どういうものかというと、装具外来で装具士に足底の型取りを
してもらい、土踏まずをしっかり支える(アーチサポート)オーダー
メイドの中敷(インソール)を作ってもらうのだ。
医師の指示で作成する治療用具としての中敷なので、障害者
福祉の「補装具の交付」に位置づけられたため、専用の靴代
込みで4万弱かかったが還付された。
専用の靴とはマジックテープやチャックで着脱ができ、軽くて足を
しっかりホールドできる、いわゆる介護用品・リハビリ用品として
扱われている靴だ。

            

当初、インソールを入れ始めた頃は逆に土踏まず部分や足首の
後面アキレス腱部分が痛くてあまり歩けなかったが、医師の
「慣れてくるから」という言葉通り、慣れてきたら痛みがだいぶ楽に
なった。        

                         

私は実は、何を隠そう靴好きなのである。               

結婚して東京に来てから、何を一番買ったかといえば、もしかして
靴かもしれない。
その原因は転げ落ちるように悪くなっていった足に合わせて、
ローヒール→つま先の丸い靴→甲の深いデザイン→足首にスト
ラップがあるものへと買い換えていかざるを得なかったことだ。
靴の選択は真剣勝負で、吟味に吟味を重ねてやっと履きこな
せるお洒落な靴を見つけたときは万歳三唱だった。
今は全部履けなくなってしまったけれど。             

                 

そんな私が、たった一足のコロンとした黒い靴で満足できる
わけがない・・・・ 

 

作成したインソールはつま先部分の薄めだが、厚い部分は
最大で2センチ強あると思う。
市販の靴ではインソールを入れると足が入らなくなってしまう。

靴好き以前に、履ける靴が一足しかないのは不便なので、
自費でも構わないからと医師や装具士に聞いてみたことがある。

「スカートやワンピースに合うデザインのものが欲しい」
「市販の靴では中敷がはいる靴が殆どないので困っている」             

       

病院としてはやはり患者のお洒落心まで考えているはずもなく、
装具士の取り扱っているリハビリ・介護用シューズの中から
選ぶしかなかった。
あるのは黒や茶色に加えてアンコ色だの羊羹色だの、そんなの
ばかり。                                        

年配のご婦人だって、お洒落したいに決まっているのに、
何故そんな色ばかりなんだーーー                       

                 

諦めの悪い私はさらに医師に質問。
靴専門店でしているような足型測定でアーチサポートのインソ
ールを作ってもらうというのはどうか聞いてみた。
専門職の装具士に作ってもらうのと、違うのか悪い影響がある
かもしれないから勧められないとかあるのか聞いてみた。

      

「そんなの、当たるも八卦当たらぬも八卦、だよ。」                

      

そうなんですか。そういうものなんですか。
別に悪いってことはないんですか。             

確かに装具士に作ってもらったときも、細かく器械やノギスで
何かを測ったりするわけでもなく、ただ石膏ギブスをぐるぐる
巻いて型取りをして作っていた。                        

要は自分に合えば市販でも差し支えないんだな・・・
そうとわかれば・・・

とネットで探して購入したのが2足目の靴。
やはりリハビリ用のシューズなのだが、珍しく明るいアイボリーの
色なので購入。中敷を入れてみたらピッタリ入った。
購入画面ではよく見えなかったが、届いた現物には甲の部分に
靴の名前のタグが縫い付けてあった。

        

その名も  「 ゆ と り 」             

                    

そのネーミングセンスに絶句。即行でタグを切り取ったことは
言うまでもない。        

                        

でも「ゆとり」と名づけるだけあって、足元は軽く滑りにくく歩き
やすくいい靴だったけど、私の右足の親指の爪を苛めている
のが実はこの「ゆとり」なのである。
だから、今は普段履きの短い外出の時だけにしている。

後は春先にデパートで見つけた arco joy のスニーカー。
サイズを上げて何とかインソールも足も入った靴。
それでも足のかかと部分が半分位見えてしまう。    

0606251251_shoes                    

                                                 

今のところコレクションはこの3足のみ。スニーカー系ばかり。

夏物のサンダルは Ganter というメーカーのものが
足になじみ痛みも出ないので助かっている。
今、欲しいのはスカートに合わせられる、足の甲にベルトが
ついているようなパンプスタイプでインソールが入る靴。
それと、冬用にインソールのはいる皮のロングブーツ。      

爪が綺麗に治ったら靴専門店でオリジナルインソールと
それにあわせたお洒落な靴を作ってもらおうか・・・               

        

夢は下駄箱がオリジナルなお洒落な靴で埋まることなのだ!             

                         

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2006年5月17日 (水)

肌寒い日の冷え対策;下肢編

沖縄は既に梅雨入り。東京もこのまま梅雨に突入するのでは
ないかと思う位、肌寒い雨まじりの日々が続いている。

膝を悪くして筋肉がやせたため、右足は慢性的に冷え冷えして
いる。夏でも左右差があってヒンヤリ。関節は逆にホカホカ。
主にふくらはぎの冷えが強くて、そのまま街なんか出て活動
するとふくらはぎを切られるような痛みが出てきたりすることが
あった。
思うに活動と血流が追いつかず、ふくらはぎが悲鳴をあげている
のかな、と。

漢方薬でだいぶ改善したけれど、数年前からレッグウォーマー
を愛用している!
もともと緩めに編み上げているものなので、足がむくみやすい
私でも跡がつかないし、温かいし、指先が寒いときは靴下も履く
けど、夏場で指先が蒸れたり暑くて靴下はうっとおしい時でも
ふくらはぎだけ温めてくれるので、快適。
今では猛暑でない限り寝るときも右足だけはレッグウォーマーを
しているし、夏の冷房対策にも欠かせない。

特に夏の冷房はテキメンに冷える。デパートを歩き回ったり、
飲食店でじっと座っているとそれだけで「寒、寒~」となる。
去年、クールビズが盛んに叫ばれていたので冷房の寒さ改善に
期待していたけれど、思ったほどでもなかったような気がする。
夏でもパンツの下に薄手で短め丈(ふくらはぎピッタリサイズ)の
レッグウォーマーを履いていた。

レッグウォーマーの素材や厚さ、丈は種類が豊富。
基本は膝下を締め付けすぎないゴムがきつくないルーズ系が
お勧め。ふくらはぎを温めても膝下で流れを止めてしまっては
素も子もない。トレーナー素材、伸縮性のあるモヘア素材、
いろいろあるけれど、使用してみて一番いいのはやっぱり
普通に厚手の毛糸かな。
今は厚手のモスグリーンと、薄手の短め丈の黒を愛用。

                    

・・・ところがだ、
去年位、体重をかけると足が痛いということになってから、
レッグウォーマーを別の用途で活用するようになった。

                             

ルイルイ♪ 

         

知っているかな?
今となっては知っている人、少ないだろうな・・・(年代バレるし)                  

          

こんな移動の仕方はきっと腰にも股関節にも良くないんだろうな
と思いながらも、ちょっとつかまるところがない場所で急いで移動
したいときとか、一歩二歩の踏み込みもツライ時に、太川陽介の
「Lui-Lui」のように腰をふりふり足を横にずりずりして移動。

この時のレッグウォーマーの滑りが良くて移動が楽だった。
そんな使い方をしているために、レッグウォーマーがワンシーズン
で駄目になってしまう。

そして気づけば季節は春。
・・・もう靴下売り場には売ってない。
・・・自分で編みますか。 
ま、こんな風にいろんな用途に使えて非常に重宝している。                                 

肌寒いせいで、さっきからごま猫はひざ掛けをしている私に密着。
左腿だけホンワカ温かい。

アナタの毛皮が羨ましいわ・・・

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2006年4月20日 (木)

万歩計で全国制覇

昨日調子が悪いのに美術館で一時間近く歩き回ったせいか
案の定、今朝は悪い方の足の大腿後面がつったように痛くて
足を伸ばす事ができず、床につけないくらい痛かった・・・
痛いので相当杖に体重をかけていたのか、左側の背中にも
鈍痛が。若いはずなのにこんな風に翌日身体にガタがくる
なんて。

午前中は痛み止めを飲み、シップを貼ってソファの上に足を
投げ出し、クッションで楽な姿勢を保ちひたすら安静。
天候の回復とともに私も復活!台所を片付けお掃除を済ませた。

                                                           

外出先で無理をすると夜とか翌日に響いてしまうことは時々
ある。
そんな時、だいたい自分の限界はどのくらいなのか知りたいと
思う。この位歩いたら休憩を挟んだほうがいい、とか
調子がよさそうでもそろそろ帰宅したほうがいい、とか
そういう目安がわかるといいのに。
そんな時に役立つのが万歩計。外出先での目安になる。

                                                      

実は以前万歩計を持っていたが、結婚して転居するときの引越し
あたりで無くしてしまった。
万歩計を買ったのは、手術室勤務の頃だ。
ハードワークで、ぐったりして帰宅する日々が続き、いったい
どれだけ働いているんだってことを、腹立ち紛れに知りたくなった。
どうせ買うならラブリーなデザインがいいと思い、見つけて購入
したのが、たぶんこれ。
Dietya_1892_2735068
「平成の伊能忠敬」

                                                     

 手術室勤務はハードだった。手術室は12室あり、年間約6000
件の手術を行っていた。「外回り」と呼ばれる間接介補業務の担当
になると結構動き回る。
患者を迎える手術室の準備から始まり、病棟からの引継ぎ、
麻酔の介助、手術に合った体位の固定、手術が始まると手術の
進行に合わせてライトを調節したり器具を渡したり、
検体を受け取ったり、ポラロイドで撮影したり、その間にも麻酔医に
薬剤を渡したり、検査用の血液を受付に届けたり、ガーゼを拾って
出血量を測ったり、ベットの下にもぐって尿量をチェックしたり・・・
手術が終わる頃には、次の手術の準備も平行して行う。
手術が終わって身体をきれいに拭き、再び麻酔医の介助。
覚醒したら、回復室に移動し観察。病棟のお迎えを呼ぶ。

手術室内をちょこちょこ動きまわり、受付と手術室を行ったり
きたり、材料室や滅菌機材室へも足を運ぶ。
この担当が一件ではない・・・はぁ、はぁ。
回復室で観察していると、入れ替えのお手伝いの同僚によって
早くも次の担当患者が入室する。
「外回り」も万歩計はそこそこいったが、なんといってもこの入れ
替え要員であるフリー番という担当の時がすごかった。
文字通り手術の担当につかず、フリーに動く業務で、蜜を求めて
さまよう蜂のように、忙しくて人手がいりそうな部屋を渡り歩く。
うまくさぼろうと思えばできなくもないが、まさに分単位で
あちこちにひっぱりだこ。
そのフリー番での万歩計記録は一日20000歩だった

当然のことながら、伊能忠敬さんと楽しむはずの日本全国行脚の
旅はあっという間に制覇してしまい、私の万歩計への興味は
急速に失われていった。

今だったら地道に全国制覇を楽しめそうなんですけど。

                                                       


                                                        

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2006年4月15日 (土)

転ばぬ先の杖

今日は日差しも暖かく春らしい。ずっと行きたかった美容院に
行ってきてカットとカラーをして帰ってきた。
これだけでも気分転換。しかし、2時半に着いて混んでなかった
割りに美容院を出たのは5時。
ホントは茗荷谷に足を伸ばしたかったけれど、食材の買い物を
して帰宅した。

                                                           

今日は今の私には欠かせない杖の話題
杖を使い始めたのはちょうど一年前くらい。それまでも足は膝が
曲がらないので引きずるような足運びだったけれど、足関節の
軟骨が殆ど無くなっていたのに気づいた頃には、歩く時の体重
(負荷)に痛くて耐えられなくなり、杖を使うことにした。

今は3種類の杖を使い分けている。

一番ヘビーに愛用しているのが、軽量の折りたたみ杖。
ブルーの花柄もかわいいのでお気に入り。折りたたみは便利。
買い物や駅までスクーターを愛用している私としては、スクーター
のかごにコンパクトに折りたたんで入れておけるので、絶対的な
必需品。
折りたためる利点は、座席間隔の狭いお店に入った時やきちんと
したレストランに行った時などにも便利。隣の席の人が席を離れる
時に引っ掛けたり、お店の人が食べ物を運んできたときに邪魔に
なったりしないようにできる。

2番目の杖は室内用。これは平面での安定性を重視した4点支持
杖。外出先では歩くことがメインになる。障害物さえなければ、ひた
すらテクテク歩くが、家の中ではまっすぐにひたすら歩くという動作
は少ない。ちょっと行っては立ち止まって物をとったり片付けたり、
ドアを開けて部屋から部屋へ移動、とか。室内では方向転換が
多い。方向転換は足の踏み換えをする動作なので、体重をしっか
りと受け止める多点支持杖の方が楽だし、安心。
外出していた時に、この4点支持の杖を使っている老婦人を見かけ
たが、平面で荷重を受けるため、外の路面には不向きだ。
路面は意外と微妙にでこぼこしているし、歩道も坂道になって傾斜
が少しでもあると多点支持タイプでは傾いてしまい、かえって危険
だと思う。あくまで平地用。

Yt5200

4点支持杖;足が4本あります。

                                                                             

3番目は外出先で使う室内用。・・ややこしい。
杖を使うようになってから、一番不便を感じる外出先という
のが、大好きな温泉旅行。そう、旅館だ。
旅館はまず、靴を脱いでスリッパとか部屋は畳という
スタイルが多い。
それからお風呂。お風呂にも杖無しでは入れないし、石張りの床
は、だいたいぬるぬるして滑りやすいので要注意。
やはり杖は外用と中用は分けるべきだと思うし、畳も傷みそうで
申し訳ない。お風呂は一本杖だとツルっといきそうで不安が残る。
今までは4点支持杖を持っていったけれど、けっこう重量が
あるし、折りたたみができないので荷物になるのが不便だった。

そんな時にみつけたのが、杖先の接地面が広く関節のように動く
タイプ。クロスケアジャパンの杖先だ。

Pictureangletipcrこれは手持ちの杖の先にはめればいいタイプなので便利。
濡れた路面でもしっかり接地するし、傾斜のついた路面でも安心できる。
肝心の旅館のお風呂ではまだ使用していないけれど、
なんと昨年ビーチで使用した!(さすがに砂浜は無謀?)

難を言えば、ちょっとゴムが重いのと、接地面が広い分手持ちの
折りたたみ杖用の袋に収まらなかった・・
でも、この杖は室内用として、靴を脱がなければいけない開業医
や歯医者さん、料亭なんかにも使うつもり。

                                                          

杖は使うまですごく抵抗があった。「私はそこまで悪くない」と認め
たくなかったんだと思う。
だけど、今は杖の利点をかみしめている。一番の利点は駅や
デパート等の人ごみでよけてもらえること。杖を使用していない
時は、歩き方が悪くても結構ぶつかられたり、痛い思いを何度か
した。でも、わざとではないから仕方がない。そういう時と場合には
足が悪いという事をアピールすることも大切なんだなと杖の
有り難味を感じる。

自分が杖を使用するようになってからは、街行く人の杖に目が
いく。案外使用している人は多いんだな。でも、思い切り杖に
頼っている人は少ない。2~3歩ごとにひと杖みたいな。
歩く度でも軽くって人とか。

それはまたそれで、羨ましい・・・
私も颯爽と歩けるようになりたーい。

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2006年3月 8日 (水)

靴を求めて

私の障害は右下肢にある。
病歴は平成の年号とともに重ねられ、かれこれ17、8年
になった。
もともと右膝が始まりで今は膝関節は殆ど動かず棒の
ように歩くしかない。
歩行時のクッションの役割をするのが膝関節。その機能
が果たせない為に、ここ数年は足首の関節が歩行時の
衝撃をまともに受け止めなければならず、痛みが激しい。
気がつけば、関節内の軟骨が殆どなくなってしまった。

かわいそうな軟骨・・ かわいそうな関節・・

というわけで、足関節の痛みの緩和のため去年装具を
作成した。
装具といってもいろいろな種類があるが、私の場合は
足底装具、いわゆるオーダーメイドの中敷(インソール)だ。
杖は手放せないけど、慣れてくるとだいぶ歩行時の痛みは
楽になった。

靴に慣れてくると、ちょっと贅沢な悩みがでてくる。
そう、デザイン。
おしゃれな靴が欲しい。

なかなか歩き回って探すことは無理だけど、少しずつお店を
のぞいたり、ネットで調べたり。
今日は初めて市販の靴で装具がはいるおしゃれな靴が
みつかってすごく嬉しかった。

靴のついてはいろいろ話したいことや情報があるので
おいおい書こうと思います。
今日は長くなったのでこのへんで。
靴は配送にしてもらったので今からすごく待ち遠しい。

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