愛を受け止める力
我が家のごま猫はダイエット中。
私が独身の頃から飼っている、太めの雑種で推定年齢11歳。
当時地元新潟で一人暮らしをしていた私に東京在住の弟から
電話があった。
「猫、飼わねー?」
ペット禁止のアパートだし、一人暮らしで仕事も不規則だし飼え
るわけない。
と普段の私なら言っていた。
ここで迷っている私に畳み掛けるような弟の一言。
「たぶんベンガルかなんかのブランド猫だと思うんだよ」
ベンガルとは豹を小さくしたような、黒いドット(斑点模様)の
体毛を持つしなやかで野性的な香りを残す猫である。
そそそ・そのベンガルなのーー?
聞くところによると弟の友人が迷い猫なのか捨て猫なのか
わからないが、某マンションの近くで保護したという。
珍しい柄でまだ子猫らしさを残す年齢だったので、張り紙を
したりいろいろなところに問い合わせをしたが結局飼い主は
みつからず、友人宅では既に飼っている2匹の先住猫がいて、
そのうちの1匹のストレスが強いため、置いておけないという。
私はその年の春に、捨てられていたヘソの緒付きの4匹の子猫
を放っておけずに勢いで保護してしまい2ヶ月近く育てて、無事に
里親に出す事ができ、安堵と空虚感を引きずっていた。
また自分自身で煮詰まっている出来事がいろいろあって、冷静な
判断を失っていたのかもしれない。
元々、飼える環境になったら絶対猫を飼うぞ~と決めていた位
猫が好きだったので頭の中で猫の寿命と自分の年齢を照らし
合わせて、一生のうちに責任を持って面倒をみれる猫の数が
そう多くないことに気づいた。
引っ越せばいいんだし、これも運命だと勘違いし・・・・
「飼う!」
コレが私が清水の舞台から飛び降りた瞬間だと言えるだろう。
ベンガル独特の黒い斑点模様をとって、見る前から「ごま」と
命名。
そうして慣れない車での長旅で下痢になり、強烈な匂いを
弟の車内に放ちながらごま猫はとうとうやってきた。
わぁ~~、来た~~(玄関まで出迎える私)
・・・・・・・・
雑種じゃん??
しかも子猫じゃないし。
しかも・・・・・・太目だ・・・・・だいぶ太いぞ・・・・・
こうして私との同居が始まったごま猫。
臆病で隠れっぱなしだった初日、慣れるまではそっとしておく
しかないと腹をくくり夜になり電気を消してベットにもぐった。
その後枕の隣にやってきて、ゴロゴロと喉を鳴らす音を聞いたら
「ごまちゃん、大事に幸せにするからねーー」と涙が出そうに
なり、こうして頭を寄せ合って眠った私達は家族になったので
あった。
さてごま猫は成長と共に少しずつ巨大化していたのだが、
数年前の今頃、急性の腎機能障害で危ない状態になった。
今は血液データも正常値に戻り、それを機会に体重管理を
きちんとすることにした。
5.8キロあった体重を少しずつ減量。でも未だに4キロ台は
幻だ。
そんなわけで、いつも空腹のごま猫。
私が台所に立つたびに、何か美味しいものをもらえるのでは
と期待してやってくる。
特に夕飯の時間はその喜びを身体で思い切り表現する。
ごま猫は「すり~」のつもり
私には「突進!」の衝撃
二人とも来月初旬に定期受診日がやってくる。
最近午前中は腫れがなく足首のくびれが復活してきた私。
足の運動にも少し気合が入る。
もう少し、せめてごま猫にすり寄られてもよろめかない位の
力をつけたい。
私は「足の力が少しつきました。足首がくびれました」
ごま猫は「また少し体重が減りました」
と、お互い先生にいい報告ができるといいね。
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コメント
はじめまして。
スリブリさんのブログからやって来ました。
かわいいイラストと、さこさんの書かれる文がすごくいいなぁと
思いコメントしました。
ごま猫ちゃんの話、あったかくていいですね。
私も飼ってはいませんが、猫好きです!
また遊びに来ます。
投稿 nozomi | 2006年6月25日 (日) 00時24分
コメントありがとうございます。
ごま猫はカワイクないところが可愛さ満点なんですよ~(親バカ)
窓の外の鳥でも季節の花でも、ごまのような
身近な動物でも、なんかとても癒されている私です。ちょっと現実逃避も混じってます。
つたないイラストと文ですが、地道に続けたいと思っています。
投稿 さこ | 2006年6月25日 (日) 01時22分